2007年2月28日水曜日

Over The Rainbow「虹の彼方へ」



「Art Pepper meets The Rhythm Section」
  "To Hiroyuki My Best Art Pepper"
  1979年、鳥取市民文化ホールのライブ後、楽屋にて

JAZZに目覚めはじめた19〜20歳頃
メロディラインが終わると訳のわからんアドリブになって
『なんじゃこりゃ〜』
『さ〜〜ぱり、わからんわぁ〜』
といいながらもなんか妙に気になる
ちょっと大人びた。うさんくさい音楽
それがJAZZの第一印象

とりたててアート・ペッパーが好きでもなかったが
鳥取でコンサートがあるとういうのでサイン用にと買ったLP
(この頃はライブの後必ず楽屋へ押しかけてサインをねだっていました。)

どっこい、このコンサートで演奏された映画『オズと魔法使い』の名曲
「Over The Rainbow」が演奏された瞬間
体中にビビッと電気が走ったのを今でも思い出します
麻薬療養で何度も入院とカムバックをくり返した彼の人生が
美しいメロディラインにオーバーラップして思わず涙...

後にも先にもライブで涙したのはこのコンサートだけ
(このコンサートの3年後に彼は亡くなっています)

今では聞くすべもないレコード
「A面」、「B面」も今じゃ死語か...

当時のレコードプレーヤーはマニュアル操作がかっこよくて
演奏が終わってもトーンアームがリフトアップせず
ターンテーブルに乗ったまま寝てしまい
朝までず〜〜〜と回っていたもんだから
最後の溝が粉を吹いていたこともあるレコードです

彼の「Over The Rainbow」も私の頭の中で
いつまでも回りつづけています

4 件のコメント:

  1. おお懐かしい。
    あの頃(~80年代前半)は
    他にも倉吉にヘレン・メリルが来たり
    鳥取にパット・メセニーが来たり
    むしろ今より豪華なミュージシャンが
    来鳥してましたね。
    JAZZ喫茶もたくさんあったし。

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  2. のしさん、はじめまして
    初めての方にこうやってコメントをいただくと非常にうれしいです。
    パット・メセニーの鳥取公演はわたしも行きました。
    あのころは松江とかもよく来てましたね〜。

    確かに採算度外視とも思えるような顔ぶれのミュージシャンが来鳥してましたね。
    それだけ呼ぶ方も活気があったのでしょうね。

    鳥取の「5ペニー」のひげマスター、倉吉の「ブルーウィン」のひょろっとしたマスターなどなど懐かしいですよね、ご存知です?
    もしHPがおありでしたら是非次回のコメントには書き込んでください。

    釣りネタがめっきり減ってしまい、しょうもないことばかり書き連ねてますが、また寄ってみてやってください。

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  3. 倉吉には、ハンク・ジョーンズやケニー・バレルも来ましたね~。
    7年ほど、倉吉在住でなかったので、パット・メセニーなどの件は、知りませんでしたが。

    今は、カウベルホールが呼んでくれるジャズメンバーの演奏を聞くだけになりました。とっても寂しく思っています。

    来年度、倉吉未来中心でJAZZコンサートがあると思うんだけど・・・。

    ちなみに、ハンク・ジョーンズ倉吉公演の秘密の裏CD?ありますが聞いてみますか?
    すごい元気な演奏です。今とは違って、とってもパワフル!
    30年前は、みんな元気だったんですね。
    僕も、とっても元気で「鼻血ブー」でした。
    古いので、分かる人も少なくなったことでしょうが・・・。

    「5ペニー」「ブルーウィーン」よーく知っていますよ。
    いろいろ話したいことが山ほど!!
    またのちほど

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  4. 剣道君さん、ハンク・ジョーンズの倉吉公演行きましたね〜、よく倉吉に来たなぁ、と関心したものでした。「ブルーウィーン」のマスター(主催者?)から店で録音テープ聞かせてもらったことありました。その隠された裏CD聞いてみたいもんですね。よろしくお願いします。

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