2008年9月27日土曜日

TATAKI

アカビラ(カンパチ)のたたき

以前アカビラを刺身にして食べたときは
サイズが小さかったせいもあるのか
あまりにあっさりしていて
少々物足りなかった

毎回刺身では芸もないので
キャンプ用具がしまってある棚から
カセットガスのバーナーを取り出し
着火を確認、OK!
氷もある!
ネギ、ニンニク
青じそ、たまねぎもある

あとは酢とさしみ醤油と酒でタレを作り
炙ったサクを切る
ちょっと身がくずれてしまって
盛りつけがイマイチなのは
愛嬌ということで



ん!

こいつはイケますヨ!


頭、アラは冷凍して
後日、煮付けへとつづく...

2008年9月26日金曜日

布団の温もり

31gのミノーを振り投げるたびに
右手の人差し指のラインをかける部分に
違和感を感じるようになる

20g、30gのメタルジグを
ハイピッチでジャークするたびに
リールを回す左手のハンドルノブのあたる部分が
こすれて痛い

メタルジグを交換する時にアシストフックが
指に刺さった痕が数カ所ある

テトラの上に立ちっぱなしで
スパイクブーツを履いた足裏が痛くなってくる

ハイスピードでリーリング
すぐにフルキャスト
またハイスピードでリーリングの連続で疲労困憊
テトラに座り込んで呼吸を整えることもある

それもこれも
魚に出会うための準備運動なのだろうか

40過ぎのサゴシを獲った後に
そいつはやってきた

寄せてからの強烈な突っ込みは
想像を遙かに越えていました
手前のテトラまでになんとか魚を浮かし
なんとか取り込めそうだと安心した矢先
締めたはずのドラグがいとも簡単に
一気に真下へと出て行く

あぁ〜〜いかん
テトラにからまる
ドラグを再び締めて浮かせにかかるが
ロッドは曲がったままで魚があがってこない
テトラにラインが絡まないように
ロッドを大きく左に寝かせて向きを変えさせようとするが
潜り込まれてしまった

ラインのテンションを少し抜かして魚の出方を待つ

ん!
少し動いた!
今だ!

渾身の力で魚を浮かしにかかる

な・ん・と・か...
動いた!

もう今しかチャンスは無い
ドラグがちがちで魚を水面まで上げる
以前トップが折れてショートカットした
エギロッド(今はジギング専用)が満月にしなる

よっしゃ〜
獲ったどぉ〜〜〜

上がってきた34cmほどの小さな魚体
そこからは想像もできないほどの
パワーとスピードのあるファイター
こいつは、あなどれない



朝の5時前に目をさまし
ふとんの中で雨音を聞きながら
出るか?
それともこのまま毛布をかぶるか?

闘いは既にこの時から
始まっていたと言うしかない

2008年9月14日日曜日

つれない話



釣れたときだけブログを更新していたら
この人はいっつも釣っとんなるなぁ〜
スゴイ人やなぁ〜
なんて思われてもいけないので

※誰もそんなこと思ってもいないという
 警告を背中に感じながら書き続けよう

上の写真のようなベタベタの早朝の海
ボラのジャンプにあわせて
ため息の波紋も広がる

あぁ〜〜もう1時間も振り続けただろうか
釣りに来ているというより
妄想をしに来ているというのが正しい

 あぁ〜〜

 あんときあの女に声かけとけばよかった...
 
 あんときトップガイドにラインさえ通していたなら
 このロッドを買わずにすんだのに...

 あんときイカ釣りに行ってなければ
 スピード違反でつかまることもなかったのに...

 あんときシーバス釣りに行かなければ
 免許不携帯で罰金払うこともなかったのに...

 あんときリーダーを交換しておけば
 買ったばかりのルアーが飛んで行くこともなかったのに...

 あんときちゃんとマジックテープで止めときゃ
 2回もプライヤーを海に落とすこともなかったのに...

 あんときジグヘッドを買いにわざわざ鳥取まで行かなきゃ
 信号無視でつかまることもなかったのに

とまぁ
過去の忌々しい記憶が
頭の中を駆け回っていくのでした

そんな渦巻く暗闇も
ガツン!ときた瞬間
シャボン玉がはじけるように
一瞬にしてパァ〜〜っと
明るく開けてくるのです

 あぁ〜あの女に声をかけとったら今頃はドロドロの生活かも...

 あの折れたロッドはバランスが悪かったし
 このバランスのいいこのロッドを安く買えて良かった...

 あんときつかまってなかったら
 次の交差点で事故してたかもしれんな...

とまぁ、こんな具合に物事もプラスに考えられるようになるのですが
いかんせん掛かった魚が予想外でもって小さすぎ...



頭の中に再び暗雲がたちこめてくる

 なんであんとき........

また忌々しい記憶が...

2008年9月12日金曜日

プチブルー

昨年のアオリポイント、通称イケスへ
久しぶりに出かけて見ました

いるわ、いるわ
あっちにも、こっちにも

リタイヤして暇をもてあましているおじいさんが
長い竿でしゃくっているではないか

とりあえずは新調したエギロッド(湾人バカンス7.9)は
昨日、フジカス氏も見守る中
墨ツケも完了しているので
グッとこらえる
今日はエギングに来たわけではない!
(密かにバッグの中にエギは忍ばせている)

そうプチ青ゲーなのだ!

 目指せ!
 ハマチの子!
 カンパチの子達よ!

おニューのロッドに青物の引きで満月にしてくれ!

...

ちゃなことで

ここでもこんなん出ましたぁ~~~



かっこいい魚だ!
いや、美しい!

足下での突っ込みはプチ青物としては
アジにも匹敵する素晴らしさだった

ヒデリゴも2匹追加した(いずれもJacksonギャロップ)

「よし、これから本調子だ」というところで

近くでエギをしゃくってたおじさんが
こちらへ近づいて来て
3mほど隣でしゃくりはじめた
こっちはイカ釣りじゃないし問題ないのだが
やたら話しかけてきてうるさいのなんのって

「いやぁイカじゃなくてアカビラかいな」
「まんだ、つれっだな」
...

(中略)

...

「今日はイカがつれんわ」
「朝からたった7ハイ」
「昨日はどこそこ、その前はどこそこで」
「よーけ釣っただけど」
「仕事がないだけ一日中釣っとるだけ」
「多い時は5,60ハイだけな」


「う~~ん、今日は、ここにもおらんな」
「もう、あっち行ったりこっち行ったりでくたびれるわ」

 うるさくて釣りにくいったらありゃせん
 でも、たまには返事もせんといけんし
 『人もよ~けおるし、イカもスレてくらへんかえ?』

「だがな、港なんかはイカが見えとっだけど」
「しら~~ん顔しとるけ~な」

 ここにもおらんなら、あっちへ行ってくれ
 頼むから近くにこんでくれ
 危ないだぁ、じいさんや
 メタルが思い切り投げれんだろうが

「だけな、今2号のエギ、つかっとるけど」
「早く沈んじゃうけ、おもりのところを削って」
「ゆっくり沈むようにしたら、イカがよう抱くぞいや」

 えっ、ワシなんぞ2.5号のエギでも後ろめたいのに
 2号のエギをさらに削るとは
 じいさん、あんたはどこまで悪どいんじゃ

 それはそうと、もう少し離れてくれんかなぁ

 あぁ~~~~ん、ほら
 テイクバックがうまくできなんだけ
 バックラこいてPEが団子になっちゃたがな

 もう、ええわ
 やめた。やめた。

2008年9月10日水曜日

ハイリスク、ハイリターン



黄色○のジグは
セリ氏自作のフックが取り付けてある

いつぞやのアジ談義の最中に
フックだけでなくジグ本体も
なかば強引に奪い取ったものである

さてさて
このフックからヒントを得て
ジグのフックを交換してみました

最近嵌りつつあるジグでの釣り
アジではほとんどが表層での釣りが主体でした
ここにきて青物欲しさに底をとるようにしてます

標準装備のトレブルフックのままだと
必然的に根掛かりが多発

それゆえに底をとらない

おそるおそるの中層までのしゃくりが今までの釣り方

ここでセリ氏のフックのように
トレブルフックをとっぱらって
シングルフックをダブルにして
アシストフック仕様?のみにしてみました

セリ氏のように自作は面倒だったので
金にモノをいわせて
3本(ダブル)入り250円のフックを
せっせと取り付けてみました

※金にモノをいわせてたったの250円かい
 という意見もあろかと思うがそこはそれ
 読み飛ばして欲しい



これがなかなかどうして
底を取っても根掛かりが少ない

全然、ということはないでしょうが
トレブルフックに比べたら
もう「夜でも安心」みたいなもんですわ!


で結果もごらんのとおり

※なにげに自慢してるように見えるかもしれないが
 なんのことはない。自慢しているのである。



ヒラセイゴは横っ腹にスレがかり
(あまりの引きにアコウの大物かとヌカ喜びでした)
ソゲとカサゴはしっかり口にフッキング

リリースしてますが
セリ氏のジグでは20弱のアコウとミニカサゴも
しっかりとフッキング!

「底を取る」って
大事なんですね


フックを付け替えて
初めて気付きました

目指すは
中くらいの青物か...
大きなカサゴか...
大きなアコウか...

もう、なんでもいいから
かかってくれ!
スレでもかまわんぞ!!

2008年9月6日土曜日

しゃくるかどには福来たる


初めって釣った「ヒデリゴ」と「アカビラ」
念願のアジ以外の青物

新たな1ページがつづられていく

まっ、大きさは問題じゃないんです
初めの一匹は小さくても
わしにとっては大きな一歩なのだ

無茶苦茶うれしい!

...

...

...


追記



ネタ作りに1時間
握りに1時間

あ〜〜〜〜
食った食った

合掌...