2008年9月14日日曜日

つれない話



釣れたときだけブログを更新していたら
この人はいっつも釣っとんなるなぁ〜
スゴイ人やなぁ〜
なんて思われてもいけないので

※誰もそんなこと思ってもいないという
 警告を背中に感じながら書き続けよう

上の写真のようなベタベタの早朝の海
ボラのジャンプにあわせて
ため息の波紋も広がる

あぁ〜〜もう1時間も振り続けただろうか
釣りに来ているというより
妄想をしに来ているというのが正しい

 あぁ〜〜

 あんときあの女に声かけとけばよかった...
 
 あんときトップガイドにラインさえ通していたなら
 このロッドを買わずにすんだのに...

 あんときイカ釣りに行ってなければ
 スピード違反でつかまることもなかったのに...

 あんときシーバス釣りに行かなければ
 免許不携帯で罰金払うこともなかったのに...

 あんときリーダーを交換しておけば
 買ったばかりのルアーが飛んで行くこともなかったのに...

 あんときちゃんとマジックテープで止めときゃ
 2回もプライヤーを海に落とすこともなかったのに...

 あんときジグヘッドを買いにわざわざ鳥取まで行かなきゃ
 信号無視でつかまることもなかったのに

とまぁ
過去の忌々しい記憶が
頭の中を駆け回っていくのでした

そんな渦巻く暗闇も
ガツン!ときた瞬間
シャボン玉がはじけるように
一瞬にしてパァ〜〜っと
明るく開けてくるのです

 あぁ〜あの女に声をかけとったら今頃はドロドロの生活かも...

 あの折れたロッドはバランスが悪かったし
 このバランスのいいこのロッドを安く買えて良かった...

 あんときつかまってなかったら
 次の交差点で事故してたかもしれんな...

とまぁ、こんな具合に物事もプラスに考えられるようになるのですが
いかんせん掛かった魚が予想外でもって小さすぎ...



頭の中に再び暗雲がたちこめてくる

 なんであんとき........

また忌々しい記憶が...

1 件のコメント:

  1. あんとき、あなたに出会わなかったら、馬鹿みたいに釣りしてないでしょう。

    返信削除