十四の夏
「背筋を伸ばして」
「着物を着てだらしない格好はだめ!」
母親に姿勢をさんざん注意されながら
家の玄関で昨年と同じ浴衣を着て立つ
一足先に娘を祭りの会場へと送っていく車中
「おとうさん、似合う?」
思いもかけない言葉に
一瞬どきりとする
いつまでも子どもでいるわけでもない
ゆっくりと頭の中で言葉をみつける
「うん、似合ってるよ」
「ニッポン人は、やっぱり着物だわい!」
こっぱずかしくて
なかなか言葉がでてこない
だが
躾をもうすこし
いやもっとたくさん
教えておかなければ
ならない
まだまだ口をはさむぞ
車を降りて歩いていく後ろ姿
石畳にひびく下駄の音に
夏の終わりを感じる
来年は新しい浴衣が欲しいとせがむ
うん
そうしよう...
昨日は楽しい一時を共有できて良かったです。
返信削除娘さん、綺麗ですね!
空君にしても何故かわゆい顔なのか?
昨日、答えが出ましたよ。
二人とも奥さん似ですねwwwww
バトー改さんへ
返信削除じゃ、じゃかあしいワ!
わ、わしの遺伝子も...
わし(ふきごぼうさんのことね)の遺伝子は無い。と思いますよ。
返信削除(とりあえず、小生意気な事言っとかんとね。お約束お約束。冗談ですがな。)
ええすねぇ。娘さん。
うちげの娘が浴衣似合う年頃になったら・・・。
わしゃ60アップじゃがね!
生きとるかなぁ?
フジカスさんへ
返信削除自分の遺伝子が入ってると思えば
60アップもなんのその
ランカーアップまで
腰まがらんようにせんと
並んだときにカッコ悪いで...
えっ!
何回も言うけど
おまえの遺伝子は無いって
なんでそんなキツイこと言う
そら、無い方がええかもしれんけど
って、ほっとけ!
(お約束、おやくそく)