2009年12月19日土曜日

Bird Watching


天神川右岸にて by SIGMA-DP1

ヒィーヒィー登山隊、今年最後のロケは
天神川河口付近のコハクチョウの飛翔を撮影すべく
双眼鏡やらスコープ片手にバードウォッチングである

風をさえぎるもののない土手沿いの道には
朝日が当たるとはいえ容赦なく寒風が登山隊を遅い
凍てつく寒さの中
優雅に泳ぐコハクチョウの群れを観察するのでした


Bird Watching by SIGMA-DP1


冬の水田 by SIGMA-DP1


スコープをデジカメで覗いて撮影したコハクチョウの群れ

外敵が近づいたときに水音がして危険を察知できるように
コハクチョウの群れは水面を寝床にするそうである

一晩中冷たい水の中にいて夜を過ごすのは
天敵から身を守る知恵なのです

日が昇り始めてから1時間後
おのおの家族単位で餌場になる水田へ飛び立ち始める

風上へ向かって羽音を轟かせながら滑走するのだが
いざ、飛び立つ前になると家族同士で首を上下に動かし始め
「そろそろ腹減ったから飯場へ行くぞ!」と合図を始めるのだ

かれこれ百羽程度の群れは一時間をかけて家族毎に
大栄の島付近の水田へと飛び立ったのでした


Bird Watching by SIGMA-DP1

朝日に照らされて水辺で佇むコハクチョウの姿は
雪の白さより眩しく輝く美しい白さでした

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