夕まずめはさながら戦国絵巻
サビキンガーに若武者ルアーマンと
小さなポイントでは足の踏み場もない状態
ならば、人混みを避け
リスクを背負っても新たなポイント探索へ
期待と不安を胸にテトラの上に立つ
水深は浅いが外海に面しているので
もしやアジの回遊があるかもしれない
脳裏には投げては上げ
入れては上げの映像が...うふふふ
アジひとりじめじゃぞ...
日もだいぶん落ちかけてきて
期待も高まるその時
「ググッ!」
キタァ〜〜〜〜
ポイントの読み
大当たりじゃぁ〜〜〜〜
引くゥ〜〜〜!
走る〜
遠目に見ても大きくゆらめき
光る魚体
高まる鼓動
熱くたぎる闘志
周りの藻に入り込まれないように
ロッドを操り魚の向きを変える
間髪を入れず
「ジャ〜〜ンプ」
...
...
...
このデカアジは最後のあがきか
ジャンプしよったわ!
...
...
えっ、
ジ、ジャ、
ジャンプだと
...
...
...
...
...


見事な体高と光輝く堅牢なるウロコ
ビッグファイトのヒラセイゴ(40くらいかな)
正にエキサイトフィッシングでした
えっ、アジ?
こげなシャローなところにアジなんて
おりゃ〜せんわ!